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住宅の湿度管理をする上で
絶対湿度
測定してみました。
今日測定した値は9.3g/㎥でした。
絶対湿度とは
湿度の表し方に「絶対湿度」があります。絶対湿度は、湿り空気に含まれる水蒸気の質量を指し、乾き空気1kgに対する量として、単位「kg/kg」で表します。
WETMASTER HPより 相対湿度と絶対湿度│業務用加湿器・産業用加湿器のウエットマスター (wetmaster.co.jp)
単位に関しては「g/㎥」や「g/kg」などでも表されます。
通常湿度と言われるのは相対湿度です。
ある湿り空気の水蒸気分圧と、その湿り空気における飽和空気の水蒸気分圧の比を単位「%」で表します(相対湿度の英語表記「relative humidity」の頭文字を添えて、「%RH」と表記する場合もあります)。
WETMASTER HPより 相対湿度と絶対湿度│業務用加湿器・産業用加湿器のウエットマスター (wetmaster.co.jp)
相対湿度では温度によって同じ湿度であっても含まれている水分量が違ってきます。
「冬場は湿度50%になるように加湿しましょう。」と言われて加湿したとしてもその時の温度が10℃であるか24.5℃であるかで含まれる水分量が全く違ってきて10℃で湿度50%あっても24.5℃では湿度が20%になってしまい、とても乾燥した状態となっていることがわかります。
冬場乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなると言われています。これはインフルエンザウイルスが湿度を嫌い乾燥を好むことからきます。インフルエンザの生存率と絶対湿度の関係について下記の文献があります。
絶対湿度17g/㎥では、 生存はなく
「季節とインフルエンザ」 庄司眞 199948040003.pdf (niph.go.jp)
絶対湿度11g/㎥では、 5%が生存する
絶対湿度7g/㎥では、 20%が生存する
絶対湿度5g/㎥では、 50%(35~66%)が生存する
この文献からも絶対湿度を高く保つことがインフルエンザになるのを予防することができます。ですので目安として冬場は絶対湿度を11g/㎥程度以上を保つことが必要です。
しかし一方で湿度が高くなりすぎるとカビが発生しやすくなります。
相対湿度で70%を超えてくるとカビが生えやすくなります。またダニは50%を超えてから活動が活発になります。上記の表の推奨範囲に湿度を入れることでウイルス、ダニ、カビ、アレルギーなどの低減することができます。
相対湿度と相対湿度の換算表は下記の表の通りです。
表の黄色の部分が推奨部分になります。ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)の快適範囲では7.2~14.4g/㎥を快適範囲としています。ですので湿度管理を
絶対湿度を8~13g/㎥に管理する。(夏:13g/㎥を超えたら除湿、 冬:8g/㎥を切ったら加湿)
とするのが健康的であると考えられます。
この住宅の絶対湿度の考え方は「エコハウス超入門」松尾和也著を参考にさせて頂きました。
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