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おすすめ本 レビューと個人的評価 「エッセンシャル思考」

おすすめ本
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内容、情報の質 13点
生活への役立ち度 15点
伝わりやすさ、わかりやすさ 15点
内容量、見た目 12点
価格 13点

合計 68点
※素人の個人的な見解、好みが反映された評価点です。

ページ数:320ページ

概要

99%の無駄を捨て1%に集中する方法。本書で紹介するエッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
システマティックな方法論だ。エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。

レビュー

この本は一言で言えば

無駄なことを断り、大事なことだけに集中してやりましょう

という本であると言えます。

この本は全編に渡って大事なことだけに集中してやることが最小の時間で成果を最大にすることであり、それを実現するための方法が書いてあります。

私も社会人になって会社で仕事をしていて多くの仕事が無駄なことで本当に大事なことはわずかしかないと感じています。またその無駄だと感じる仕事の多くを上司や顧客などから依頼されてしまい、結果本当に大事な仕事がちっとも進んでいないということに至ります。

この悩みは多くの方が抱いている悩みで、抱いていない方は無駄な仕事に気付いていないのではないかと思います。特に労働環境改善による就業時間の削減により昔に比べて働く時間が減っている現代には特にこの悩みが深くなっていると思います。

この悩みを解決するのがこの本であると言えます。仕事を頼まれて断れないようないわゆる「いい人」には非常におすすめの本となります

特に大事な仕事の選択の方法と断り方は日本の一般の会社員には非常に参考になると思います。またマネジメント側の人であれば本当に大事な仕事を部下にふれているか、無駄な仕事を与えていないかというのを今一度考えるきっかけになります。

ですので優秀に仕事をこなせている人はこの本を読んでも当たり前だと感じると思います。仕事の本質を捉えて仕事しているほどこの本は当たり前の内容で目新しさは無いと思います。

「エッセンシャル思考」というタイトルからとても新しい優れた思考方法であるように思われますが原題の「Essentialism」「本質主義」という意味なので本質を捉えて仕事をしましょうというだけと言えばそうなります。

ただこの本は多くの引用文献を用いて根拠に基づいて「本質主義」が有意義である説明、実現するための方法を丁寧に書いてあるので仕事を断れない「いい人」には良本であると言えます。

この本を読んでからの私の行動の変化

私はこの本の内容がすぐに腹に落ち納得できた反面、大きく仕事の取り組みに変化があったわけではないかもしれません。これは比較的「エッセシャル思考」を持って仕事をしていたということだと思います。

しかし、特に若い頃は仕事を断ることで上司や同僚からの評判が悪くなったり、険悪なことになったことが多かった気がします。このことからこの本における仕事の断り方がとても参考になり断り方を工夫するようになりました。

日本の会社は社会主義的なところがありますから仕事ができる人もできない人も比較的平等に扱われます。これは良い面も悪い面もあると捉えてこの中で自分の成果が出せるように仕事を断る、本当に大事な仕事を選ぶというようにしています。

たまには面倒で手間がかかる無駄な仕事もやったりしないとみんなで仕事はできませんよね、って思ってます。日本では。独立した方がいいのかな(笑)

今回取り上げました「エッセンシャル思考」は↓のバナーより購入が可能です。もし興味があれば購入して読んでみてください。

グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (翻訳)

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