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おすすめ本 レビューと個人的評価 「敗者のゲーム」

おすすめ本
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内容、情報の質 18点
生活への役立ち度 17点
伝わりやすさ、わかりやすさ 15点
内容量、見た目 16点
価格 15点

合計 81点
※素人の個人的な見解、好みが反映された評価点です。

ページ数:264ページ

概要

投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。

レビュー

この本は一言で言えば

インデックスファンドを長期積立投資するための心を作る本

です。

この本では全編に渡ってインデックスファンドの有用性を語っている本です。悪く言えばそれしか書いていません。

インデックスファンドの長期積立投資を行う上で最も難しいのはブレずに投資続けることであると考えます。大きな下落時の狼狽売り、大きく値段上昇するアクティブファンド、大きくないインデックスファンド短期リターン。不安になることが多くブレずに投資続けるのが最も難しい。

個人投資家の多くはブレてしまいマイナス運用となってしまいます。この本を読むことでインデックスファンドを長期積立投資を続ければ必ず大きなリターンが返ってくることを確証することでブレずに投資できます。

このブレずに投資する心を作るための本だと私は考えます。この本はインデックスファンドの有用性をひたすら述べるだけといっても過言ではないので内容が薄いという意見もあります。またこの有用性を知っている人にはつまらない内容だとも言えます。

しかし、ブレずに投資する心を作ろうと思ったらこの本1冊分のインデックスファンドの長期積立投資の有用性を確認できなければ作れないと思います。

この本の中で一番印象的なものを取り上げると下のグラフです。

長期投資の有用性を示すグラフになります。株式投資は短期的には変動の大きくリスクの大きい資産と言えますが、長期投資になれば収益率の変動幅が小さくなり20年を超えれば最低でも0%を超えてきます。これについては↓の記事に書いていますので興味があれば見てみてください。

この本を読んでからの私の行動の変化

この本を読み終わってから私は日々の株価(基準価格)を見なくなりました。この本を読む前からインデックスファンドしか投資していなかったので投資対象に変化は無かったのですが、まだ長期積立投資に不安を感じており、日々の価格変動が気になっていました。

しかしこの本を読んで長期的に見れば収益率は収束していくことに確信を得て、短期的な値動きを見ることが無駄であることがわかったのです。

値動きを気にしないようになったおかげで不安無く心が落ち着きました。また値動きを見ないので投資にかかる手間も減りました。株の情報もあまりチェックしなくなったので。

株式投資に使っていた時間を他のことに使うことができるようになってよかったです。ただ、他の人のレビューでも書いてありましたがインデックスファンドの長期積立投資は退屈です。退屈すぎるのが最大の欠点ですね。

今回取り上げました「敗者のゲーム」は↓のバナーより購入が可能です。もし興味があれば購入して読んでみてください。

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